東京カレッジでの連続講義

2020年9月4日

これは宣伝です。伊藤隆敏コロンビア教授と一緒に行う日本経済に関する連続講義が、YouTubeの東京カレッジチャンネルで配信されます。東京カレッジは、東大を中心とする研究者が「皆さんと一緒に未来社会の様々な側面について考える」ための組織として、去年東大に作られ、いろいろな講演やパネルディスカッションを配信しています。伊藤さんとぼくの連続講義は今日の午後5時に第一回の配信が始まりましたが、これから4回続く予定です。初回は、先週退陣を発表した安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の評価について。ちょっと長くなってしまったので、Part 1とPart 2に分けました。これから、毎週金曜日の午後5時に新しいものを公開します。よかったら、東京カレッジチャンネルを登録してください。我々のシリーズは今回は4回で終わりますが、評判が良ければSeason 2もやりたいと思います。

これがポスターです。

宣伝ついでに、今週の月曜日にNHK Worldで新首相の経済政策について話したときのビデオもここに公開されました。

東京カレッジでの連続講義」に2件のコメントがあります

  1. 安倍首相辞任のタイミングと重なり、時宜を得た内容でした。次回アップが待ち遠しい!

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  2. Part1で、供給サイドに関わる3番目の矢は、100本位の矢の束、とのご指摘がありました。他方、企業がキャッシュをため込んでいる(=投資活動が今一つ、停滞している)、とのご指摘もありました。結局、供給サイドが変わらないのは、3番目の矢が総花的で将来の有望分野を示す指針となっておらず、投資の波を誘発するに至っていないから、と言えないでしょうか。どのような社会にしたいか、の合意がまずあり、そのためにどの分野の投資を促進するか、の3番目の矢が決まってくるものと考えます。ITと地球環境保全を軸に是非投資が活発化するように!

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